私は息子のサッカーを撮影するのにオリンパスのOM-1というミラーレスカメラを使っています。
撮りたい写真や映像の目的によって向いている機材は変わってきますが、今の所ジュニアサッカーを撮影するのにはこのカメラが一番ではないかと思っていますがその理由を説明します。
使いやすいセンサーサイズ!
ミラーレスカメラにはフルサイズ(大)、ACSP(中)、マイクロフォーサーズ(小)という3つのセンサーサイズがあるんですが、オリンパスのOM1は一番小さいマイクロフォーサーズというセンサーになります。
一般的にセンサーサイズが大きく、望遠になればなるほど背景がボケやすく被写体が浮き上がったような写真が撮りやすくなりますが、ジュニアサッカーでの写真は望遠で撮る事が殆どなのでマイクロフォーサーズでも写真は十分背景がボケてくれます。
動画に関しては逆にボケないように設定をして撮らなければいけないのでボケやすいセンサーサイズだとカメラの設定や撮影技術が必要になってくる為、そのバランスがちょうど良いのがマイクロフォーサーズだと思っています。
雨や砂埃に強い!

ジュニアサッカーは基本的に雨が降っても雪が降ってももよほどの事がない限り中止になりません。中止になるのは雷警報が出た時だけです。
毎回人工芝のグラウンドなら良いのですが半分以上は土のグラウンドだと思います。土のグラウンドに水たまりが出来て池のようになっても子供達は嬉しそうにわざわざ水たまりに飛び込んで行きます。
親としては頭のてっぺんから足の先まで泥だらけになった子供を車に乗せて帰ることを想像するだけでもイヤになりますが、子供達にはそんな事は関係ありません。願わくば中止にして欲しい所ですが、中止になりません。
逆によく晴れた日には凄まじい砂埃が舞います。グラウンドは遮る物が何もない開けた場所なので風の強い日は車も髪の毛も砂まみれになります。
そんな劣悪な環境の中でも耐えられる安心感のあるカメラがオリンパスのOM1なのです。
防塵防滴性能は他の追随を許さない防塵·防滴等級IP53に対応している為、世界中のアウトドア写真家から絶大な支持を得ています。
システム全体が軽い!
試合中は移動が多く、長時間の手持ち撮影が基本。OM-1は本体もレンズも軽くて疲れにくく、機動力抜群です。
写真の場合は望遠レンズが必須でフルサイズのカメラだとバズーカーのようなレンズを付けなければいけません。
ジュニアサッカーは1試合が約30分あります。試合が始まるまでは保護者席で30分程度待機、わが子の試合が始まる5分前には急いでコートの脇まで移動、試合が終わると次に試合の保護者が来るので急いで保護者席まで移動、といった流れが多いのでシステム全体が重いとかなりの負担になります。
その点マイクロフォーサーズであれば、レンズの大きさや重さは約半分になっているため、長時間の移動や撮影でも疲れにくいです。
さらにあまり大げさなカメラだと子供が恥ずかしいからやめてくれ!と言われる可能性もありますしね。
最大120コマ/秒の高速連射!(AF固定)
OM1の連射性能はなんと1秒間に120枚の写真が撮れてしまいます。一瞬のゴールシーンやドリブル、ジャンプなども連写で確実に捉えられますが、正直そこまで撮ると後で写真の選別が大変になってくるので、基本はAF追従で良いかと思います。
AF追従連写でも最大50コマ/秒(電子シャッター)で十分高速。
まとめ

いかがでしたか?以上の理由から私はジュニアサッカー撮影にマイクロフォーサーズのOM-1を使っていますが、あえてフルサイズの大きなカメラを使っている方もいらっしゃるので、一概にどのセンサーサイズが良いかは言えません。(実際にはAPSCのカメラの方が多い印象です)
撮影するにあたって、何を重視するかによっても選ぶカメラは変わってくると思いますので、カメラ選びに迷っている皆さんの参考になれば幸いです~

コメント